独学で簿記3級を目指す。
稼いでも、稼いでも使ってしまうor税金でとられる。
正直労働時間と見合っていないんではないかそういう疑問を感じる人は多いんではないでしょうか。
正直自分もそうです。将来のことに対して漠然とした不安をずっと感じています。
漠然とした不安はおそらくなくなることはないのでしょうが、金銭的な自由が少しでも増えれば、少しずつ少しずつそうした不安も解消されるのではないか。
そう思い、簿記3級からお金の勉強を始めてみたいと思います。
まずはUdemyと言うサイトでオンラインの口座を買ってみました。
研修医 おすすめ 教科書
まずは病棟業務に必要な必読本
内科レジデントのバイブルと呼ぶべき本。
読みやすさ、実用性、どちらも兼ね備えている。
研修前でも通読できる読みやすさがあるが、読めば読むほど味が出る本。
自分も何回も読み返しています。
おすすめ度
10
抗菌薬
抗菌薬の使い方として、この本で基本を習得できます。
感染症の診療として大事なのは、肺炎、尿路感染、それぞれの起因菌
そして抗生剤のスペクトラム具体的には緑膿菌をカバーするかどうか
これをわかりやすくポイントに絞って解説してくれています
おすすめ度
8
救急対応
救急外来のバイブル。
救急外来での動き方は基本的には動いて覚えるという形が多いですが、
この本をまずはよんで基本の考え方の型を身に着けることができます。
何度も読み返している一冊
おすすめ度
9
救急科の先生の頭の中を覗き見ているような、そんなわくわく感とともにしっかりと学べるほん。
そもそも血液ガスの使い方から、エコーについて可能性が広がります。
おすすめ度
9
手技系の本はいくつかありますが、圧倒的におすすめなのがこの本。
イラストが可愛く、とっつきやすい。
意外と見返してみるとちょっとしたコツが書いてある。
挿管の仕方、CVの入れ方はこの本から学びました。
おすすめ度 9
ここまでバイタルサインからわかるのかという目からうろこの本です
普段何気にチェックし忘れがちなバイタル
この本をよめば
①カテコラミンリリースとは何か
②カテコラミンリリースを来す病態とは
③頻脈で心血管性を疑うのはどれくらいからか
④新規発症の心房細動の鑑別
⑤拡張期血圧が上昇している意味とは
などについて答えることができるようになります。
症例も豊富で自分で読み解いていく楽しさもあります。
おすすめ度
8
血液ガス
血液ガスの基礎の基礎からスーパーわかりやすく教えてくれる本。 特に酸塩基平衡の話は秀逸。 血液ガスの読み方はステップが決まっていて この本で提唱しているのは4ステップ。シンプルでわかりやすい基準と、覚えなきゃいけないことが明確化されているため即実践で使える 個人的に血液ガスは ①原因疾患を覚える ②代償の基準値を覚える ③AG上昇の計算と補正HCO3が計算できるようになる ここが乗り越えるべきポイントであり、そこさえ乗り越えればある程度シンプルに器械的に病態を読み解くことができます。 読んでて非常にわくわく。血液ガス取りたくなります。 おすすめ度 9
<麻酔科>
麻酔の知的アプローチ
麻酔科を回る際に一歩踏みこんだ知識が欲しい。
手技以外にも理論だって麻酔を勉強したい。
そんな人にお勧めの本です。
この本を読むことで一般的な麻酔の考え方はもちろんのこと、他科でも役に立つ輸液、循環動態、呼吸器の知識を身に着けることができます。
おすすめ7
必読 必ず成長できる 研修医 おすすめ本
適宜更新していきます
自分が読んで業務に必ず役立つとおすすめできるものしか載せていません。
まずは病棟業務に必要な必読本
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4260034618/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4260034618&linkCode=as2&tag=himym-22&linkId=ae2672bac003916b269e19538c11cc92"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=4260034618&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL250_&tag=himym-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=himym-22&l=am2&o=9&a=4260034618" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />
内科レジデントのバイブルと呼ぶべき本。
読みやすさ、実用性、どちらも兼ね備えている。
研修前でも通読できる読みやすさがあるが、読めば読むほど味が出る本。
自分も何回も読み返しています。
抗菌薬
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4525231610/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4525231610&linkCode=as2&tag=himym-22&linkId=95ae5987f8bd0837a2d9ae99e5fbdc2f"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=4525231610&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL250_&tag=himym-22" ></a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=himym-22&l=am2&o=9&a=4525231610" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />
抗菌薬の使い方として、この本で基本を習得できます。
感染症の診療として大事なのは、肺炎、尿路感染、それぞれの起因菌
そして抗生剤のスペクトラム具体的には緑膿菌をカバーするかどうか
これをわかりやすくポイントに絞って解説してくれています
医学系CBTでIRT 700を超える方法
医師になる上で最初の関門となるCBT
2017年当時に書いた記事ですので、現在のCBTの状況とかけ離れてる場合があります。一つの参考として読んでください。
マッチングにおいて、この人国家試験合格するのか?という一つの基準とする病院もあるため、普段の成績が上位でない人でも、CBTはいい点を取っておきたいですね。
今回は、自分の経験を含めて、コスパよくCBTで良い点をとる方法を書いていきたいと思います。
学校の試験とは関係なくCBTは良い点が取れる
CBTは、全国共通のテストですが、その分学校の試験よりも過去問のデータ、および対策の方法論なども多く公開されており、対策は立てやすいです。また、選択問題であるため、よく言われる“よくわからないけど当たっていた”という現象が起きます。
実際に自分の普段の成績は、学内でもそれほど良いものではないですが、対策をしたおかげで、CBTでは点数を伸ばすことができました。
実際の成績の写真です。
対策することで6段階評価の6,IRTで700越えを達成することができました。
具体的な勉強法、教科書、問題集を挙げていきます。
そもそもCBTとは
ホームページは試験の概要がわかりやすく載っているので一度は目を通したいですね。
ホームページの説明をまとめると、
- コンピューターで全国の医大生が受ける、臨床実習前のテスト
- 受ける時期は学校によりまちまち
- 問題は、プール問題からランダムに出題され、結果は6段階評価およびIRTででる。
- 単純5肢択一問題(約240設問)、症例が提示された課題についての5肢択一問題の連問、多肢選択連問(合計約80設問)からなる。試験時間は合計約6時間。
- 一定数の新作問題(320問のうち80問)が含まれそれらは、解答者からわからないようになっているが、採点はされない。
試験の概要はこんな感じです。ポイントは、CBTでは新作問題が含まれて、それは採点されないということです。このため、自分の思っていたより点数が伸びなかったり、逆に大多数の人の意見として、テストの感触よりも良い結果が届くということになります。
また、問題はプール問題からランダムに出題されるため、やたら呼吸器が多い呼吸器地獄や、しつこく感染症が出たり、産婦人科の問題が鬼のように並んだりします。このため、CBTの対策は、広く浅くポイントを抑えることが重要となります。
王道の勉強法を反復する
CBTの対策は上記のように、ポイントを抑えつつ広く浅くといったことが求められます。
一つの科のエキスパートになったところで点数は伸びません。疾患の基本的病態から診断までを頭に入れる必要があります。
実際の自分の勉強法としては
MEC (CBTビデオ講座)2周
クエスチョンバンク
vol2,3は5周
vol1,4,5は3周
といった形で周回の数を重視して行いました。
理想的な学習期間は2~3週間
よくCBTの学習期間が問題となることがありますが、最終的な追い込みでCBTにがっつりと取り組むのは、2,3週で十分ですし、それより以前に行っても、あまり点数が伸びるとは言えません。
自分の学習スケジュールとしては、
- 4年の夏にCBTだったので、3年の秋から、授業中にCBTのMEC講座を少しずつ内職して終わらせる(一周)。
- 4年の春からQBに取り掛かるが、大会と学年試験と、夏はイベントが多く、vol2,3を一周ずつ終わらせるのみ。
- 大会終了後、空いている二週間のCBT準備期間で、QBに取り組む
- 9月受験
こういった形で、勉強を終えました。夏でのCBT受験ということで、部の大会に参加しないという人も多くいましたが、医師となってからの方がハードスケジュールですし、生活にメリハリを付けるという意味でも部活は続けた方がいいと思います。勉強ひたすらするのも気がめいります。
上記のように、CBTでは、問題数もかなりの量になるため、メリハリを付けて取り組むことが重要になります。私生活はできるだけ削らず、ハイスコアを目指してください。
記憶は目と耳から
ここからは、個人の勉強法の自由ですが、あくまで私が最良と考える勉強法を紹介します。
まず、CBTは国家試験ほど難易度は高くなく、ビデオ講座をとらなくて十分という人もいます。
私は、ビデオ講座は必ず受講すべきものだと思います。特に私も含め、普段あまり勉強せず、学内試験の成績はいまいちという人ほどビデオ講座を活用するべきです。
その理由としては
- 人間は、耳からの情報の方がが目からの情報よりも記憶に残りやすい
- 講師ははるかに自分よりも頭が良く、CBTの対策・分析を毎年行って居る人である。つまり自分でノートを作成する時間を、講師のノートを覚えることに費やした方が費用対効果が高い。
- 2倍速の機能があり、内科の勉強を10時間ほどで網羅することができる。
ということが、挙げられます。
また、国家試験において今現在求められているのは、病態生理をもとに解答を組み立てるということです。将来的にQBの暗記よりも、ビデオで病態生理をまとめておいた方が得です。
上記の方法をひたすら反復することで、CBTではハイスコアをとることができます。
私の近しい人が、CBTを受けますがその人が受かるようにと自分の勉強法をまとめました。
何か質問があれば、いつでも受け付けるので、コメントをください。
医師国家試験が不安な人へ 確実に受かる勉強法は?
- そもそも医師国家試験てどんな試験?
- 113回はどんな試験だった?
- 使った教材は?
- どこの予備校のものを選べばいい?
- 模試って受けた方がいい?
- I padって必要ですか?
- 必修8割が不安で、合格できる可能性を少しでも挙げたいんですが?
- どれくらい前から準備を始めればいい?
- 具体的なスケジュールは?
- 6年生夏までに終わらせておくべきことは?
- 6年生1月までに終わらせておくべきことは?
- 後期講座/直前講座ってなに?
- 直前期取るべき講座は?
- 直前期の過ごし方はどうすればいい?
- 予想問題って当たりますか?
- 国家試験前日にやることは?
- 国家試験のスケジュール一日の流れは?
- 一日目の答え合わせはした方がいいですか?
- 国家試験の合格発表と手続きの流れは?
生意気ながら、自分の勉強したものとかを還元したくて、ブログを書かせていただきました。一つの参考にしてもらえればうれしいです。
内容の担保のために、自分の結果を載せておきます。
できるだけ読みやすいようにQ&A方式でまとめさせていただきました。
早速書いていきます。目次から気になったものを読んでください。
そもそも医師国家試験てどんな試験?
毎年2月中旬に2日間にわたって行われる、医師免許取得のための試験です。113回は2月9日、10日の2日間にわたって行われました。
問題数は全部で400問。一般・臨床問題が300問、必修問題が100問です。
合格基準は、一般臨床問題が毎年受験生の出来を考慮し、厚生労働省がボーダーを調整するため変動。113回は70.9%が合格ライン。
対して必修問題は、必修の中の一般問題を1点、臨床問題を3点とし、8割を絶対基準として、不合格者が決定されます。例年必修問題は、削除問題が出るため、8割を切っても合格できましたが、113回は削除問題はなく、8割きっかりがボーダーとなりました。
上記二つの指標に加えて、禁忌選択肢が国家試験全体に散らばっていて、4つ以上踏むと不合格となります。(具体的な禁忌選択肢の数は、厚生労働省の発表がないため不明。)
113回はどんな試験だった?
113回医師国家試験・総評 | medu4.com ←一読することをお勧めします。
実際に受験した感想としては、今までの難問、奇問だらけの医師国家試験はどこかにいなくなり、スタンダードな問題が多かった年だと思います。もちろん難しい問題もありましたが。
スタンダードな病態きちんとわかりますか?治療覚えてますか?といった定番な問題が多かった印象です。そういう意味では、基礎の力とケアレスをしない本番のメンタルが問われた年でした。
今後の医師国家試験がどのような方向性にシフトしていくのかは、出題者委員の先生方が決めることですので、何とも言えませんが、定番問題とその知識を運用できるかという思考問題、そしてより臨床色の色濃い国家試験になっていくのかなと受験していて感じましたし、そうなっていくのが理想だと思います。
あとは、ずっと言われてることですが、その年のトピックは出ます。今年は梅毒が必修3点問題しかもペニシリンアレルギーで出ました。今までの国家試験で出てきてない検査も、新たに登場してましたので、トピックなところを抑えるのは大事です。
また、今年は英語問題が少し難化したように思います。そろそろ本格的に受験生に英語力を問うていきたいのかなと。出たとこ勝負なのは変わりないですが。
各予備校が総評を出しているので、一読すると今後の国家試験の流れがつかめるかもしれません。
使った教材は?
必ず揃えるべきもの
イヤーノート
クエスチョンバンク
回数別 3年分
医師国家試験の王道の教材。これを買わない時点で王道から外れてしまうので、高いですが買いましょう。
上記三つに加えて、予備校教材としては
前期講座(予備校はどこでもいい)
medu 4なら新しい内科外科、TecomならSelect、Mecなら臓器別と呼ばれる、病態生理の基礎を作る講座。これもマストです。
公衆衛生対策(おすすめはmedu4)
公衆衛生対策は問題集だけだと知識が煩雑になるので、講座をとった方がいいです。medu4は覚えるところが明確なので使いやすい。
上記5っが、113回時点での国家試験対策の王道です。王道を抑えないと勝てないので、上記の教材はそろえましょう。
他の教材は、とっても取らなくても正直誤差の範囲内なので、個人の好みに合わせて取るのをお勧めします。詳しい各教材の説明は、前の記事を参照してください。
どこの予備校のものを選べばいい?
さまざまな予備校が出てきて、どれを取ればいいのか、悩んでる人がいるとは思いますが、自分がストレスなく反復できそうだという予備校の講座をとればいいと思います。どれを取ろうが、結果には影響しません。 何回でも書きますが医師国家試験の王道の勉強は
1, ベーステキストとなる前期講座
2, 医師国家試験回数別
本当にただこの二つの反復回数と深さで決まるので、そこから外れなければ、どれでもいいと思います。サンプルを見て、自分に合うのを選ぶのが良いです。
模試って受けた方がいい?
受けた方がいいです。自分の立ち位置を理解できるという利点と、ガイドライン記載の問題のうち、まだ国家試験に出ていない問題を味わえる。つまり、知らない問題に対する思考力を付けることができます。
夏メック、冬メック、夏テコ、冬テコが医学性が受ける主な模試になると思います。今年からMedic Media模試もありましたが、受験生ほとんど必修落ちという荒れた模試になってたので、来年から受験者数がどうなるかはわかりません。
来年の模試がどうなるかわかりませんが、5っの模試全てを復習するなんてことは無理なので、模試は三つに絞って復習するのがいいと思います。 おすすめは夏メックと冬メックです。理由は、
①模試の問題が、国家試験過去問のエッセンス、およびガイドラインの新規知識をバランス良く組み込んでいる。難易度も実際の国家試験ぐらいの問題が多く、自分の立ち位置を確認しやすい。
②解説の冊子、および解説講義が分かりやすい。復習がスムーズに行える。
上二つの理由から、模試は夏メック、冬メック、(+冬TECOM)ぐらいで復習を進めていくのが現実的かと思います。
I padって必要ですか?
必ずしも必要ないですが、あると勉強効率が上がるのでお勧めです。特にmedu4は、タブレットでの勉強を前提に作られているので、タブレット学習はおすすめです。
必修8割が不安で、合格できる可能性を少しでも挙げたいんですが?
noteに、必修の考え方から、具体的な対策などまとめました!
必修は今年は削除問題がなく、8割取らなければ不合格でした。
限られた時間で必修を確実に通過するための方法について記載しました。 直前期の精神安定剤としてもおすすめです。
必修本番で98.5%とることができた自分が本番までにやったことすべてまとめました。
この試験さえ受かれば、患者さんを救うことができ、年間1千万以上稼ぐお医者さんになれます。こちらだけ540円でnoteで販売させてただきますが、コスパの良い先行投資だと思って、興味のある方はご購入いただければ幸いです。
note
どれくらい前から準備を始めればいい?
おすすめはCBT直後から、ほそぼそと始めるのがいいと思いますが、具体的なわかりやすい目安は、6年生夏までには、ビデオ講座を終わらせることを目標にしてください。
具体的なスケジュールは?
4年生
CBT頑張る。CBTの知識はかなり国家試験に直結してくるので、特にクエスチョンバンクのVol2,3はやりこむと良しです。
あと重要なのは、CBT後に勉強をやめないことです。人間やらないと、すぐ忘れるのでせっかく積み上げた知識がゼロになります。
そこから国家試験に向けて、もう一度積み上げるのは骨が折れます。楽したいなら、細々と勉強続けるべきです。
自分はCBT後バイト三昧で稼いでいたら、CBTの知識が全て抜け落ちたので後々苦労しました。毎日軽くでいいので継続することをお勧めします。
5年生
臓器別のビデオを終わらせる学年。並行してQB一周目問題を回せたら理想的です。臓器別のビデオは、これから国家試験までずっと苦楽を共にするので、時間かかっても丁寧に書き込みましょう。後から汚くて読めないとストレスです。
QBはとにかく終わらせることが大事なので、へ~そうなんだぐらいのテンションで流していきましょう。
6年生
4~8月
夏まで QB一周目問題も周回していきますが、早めに回数別に着手していいと思います。3年分だけでも、1300問あるので、間に合いません。医学部は最後の大会も夏にあります。
また、後期講座をとる人は、10月からビデオ地獄が待ってるので、回数別は早めに一周終わらせとくのがいいです。
よく、実力試したいからと、回数別を残している人がいますが、回数別は実力試しでなく、分析するべきものなので、早めに手を付けた方がいいです。各選択肢と、臨床問題に出てくる検査、治療、新たな概念など吟味することは山積みです。
夏のこの時期から、模試も始まります。模試を受けた後は、仕訳をして、もう二度と解かなくていい問題は×を付けて復習する問題を減らしましょう。
6年生 10月~12月
地獄のビデオ期が始まります。正直、後期講座に関しては消化不良になることが多く、どうなのかなぁと思う部分も多々ありす。みるだけで80時間ってちょっとコスパ悪くないかなと。取るかどうかは、各個人の自由ですが、後期講座の内容がものすごく大事かというとちょっと疑わしいなというのが正直な感想です。
予想予想で疲れますしね。 この時期は、後期講座だけでなくさまざまな予想問題なんかが飛び交う時期なので、惑わされやすいので注意です。 あくまでコアは
1, ベーステキストとなる前期講座
2, 医師国家試験回数別
この二つだけなので、自分の勉強を立ち返って、上記二つが疎かになっているなと感じたら、他のは切って捨てましょう。この時期は不要なものを切り捨てていくのが本当に大事になります。
反復が命なので、一つのテキストを信じられなくなったら負けです。自分のテキスト信じて繰り返しましょう。
6年生夏までに終わらせておくべきことは?
前期講座のビデオは確実に終わらせましょう。QBの問題は一周目問題のみを終わらせられたら、ベターです。
6年生1月までに終わらせておくべきことは?
・模試の復習(二度と解かない問題を✕)、もう一度解きたい問題に印をつけておく。
・回数別三年分
後期講座/直前講座ってなに?
後期講座は大体6年生の10月~2月にかけて行われる、直前期の映像講座です。主に、TECOMやMECという二つの予備校から講座が提供されています。
正直、直前期の講座については、オススメしかねる部分もあります。直前期に新規知識が増えてきて、情報の波にのまれるからです。
しかしながら、今の医師国家試験勉強の鉄板パターンが、
6年生夏までにベーステキストを完成させる。
夏過ぎから、回数別の研究。
↓
直前期にMECサマライズ・ラストメッセージ受講
↓
国家試験前日、一日目の夜に予想メール
となっています。
詳しくはしめさばさんのブログを参照してください。
なので、大多数に入るという意味で、受講するのはありかと思い、自分は取りました。予想問題を抜けば、孝志郎先生の講義は印象に残りやすく、病態生理もわかりやすいので、そういった点ではおすすめです。また、回数別の解説が盛り込まれてるので、自分が研究しきれてないところをカバーできます。
後期講座の簡単な説明を書いておきます。
①TECOM SHIKETAI・TARGET
後期講座はMECのサマライズ・ラストメッセージをとったので、詳しく述べることはできませんが、SHIKETAIのはじめの3講座は見る価値があります。臨床問題の考え方の型というのが身につきます。
②MEC サマライズ・ラストメッセージ・前日予想メール
今では医学生の後期講座の鉄板となっている、サマライズ。前期講座TECOMであった人も、多くはサマライズをとっています。医師国家試験で神のように崇められているDr.孝志郎の圧倒的わかりやすさと、印象に残る臨床エピソード、予想問題の的中率から、全国の医大生の指示を得ています。
・サマライズは科目ごとの80講座。(非常に長い。。。)
・ラストメッセージはサマライズとは別に、最後の必修対策として、国家試験5日ほど前から始まります。予想問題としての役割と、医大生のメンタルケアがおそらく主目的。
・前日予想メールは、MECが全国の医大生に向けて、無料で予想問題を提供しているもので、112回で人工呼吸の問題を的中させたことで、113回に爆発的に登録者が増えました。
3つを受講した感想としては、直前期に情報過多状態になるので、優先順位を付けて覚えられる人は、メリットが大きいと思います。あとは、10月11月ダレがちな時期に、強制的にやることができるというメリットもあります。
講座自体は非常にわかりやすいですが、情報量が多いので、講師の方や予想問題を神格化せず、一歩引いた態度で受講できれば良いのかなと思います。
③medu 4 国試究極マップ
TECOM, MECが70~80講座の非常にヘビーな後期講座を提供しているのに対して、medu4は全部で8コマと非常にコンパクト。過去の国家試験で激アツだった部分を、科目ごとに一枚の紙にまとめています。予想よりも、みんなが取れる問題をきちんと取るという哲学が感じられます。受けてはいませんが、後期に取るには非常に良い講座だと思います。
直前期取るべき講座は?
大多数に入るという意味では、サマライズ。
冬になっても、前期講座が終わっていなければ、前期講座を終わらせることと、回数別に特化すべき。下手に手を出しすぎると自滅します。
medu4の国試究極mapは、情報過多にならず、最短ルートで合格するための非常にいい講座。
いずれにしても、直前は予想問題を神格化せず、自分のキャパと相談して、無理だと思ったら、王道に立ち返ること(国家試験3年分、前期講座)が必要。
直前期の過ごし方はどうすればいい?
1月~国試直前期
メンタルゲーの時期です。ここでブレないことが合格に一番重要です。 いままで、自分が削りに削った模試の問題、ベーステキストの復習、そして回数別の復習。これをどれだけ完成させられるかの時期になります。
ラストメッセージはこの国家試験直前期になります。購入した人は受講しましょう。
予想、予想が本当に溢れかえりますが、下手に手を出さない方が賢明です。自分の足りないと思う部分だけをピンポイントで補完しましょう。必修の手技が不安な人はQ-Assistの必修禁忌講座はおすすめです。
とにかくビデオを見る時間は極限まで減らして、学習効率の良い、今まで解いた問題、使ったテキストの復習に専念するのが良いと思います。
予想問題って当たりますか?
当たるかもしれませんが、コスパ悪すぎます。
図解するとこんな感じ 勉強が進んでくると、そもそも予想講座の内容知ってた!ていうのが結構あります。知らない知識が出てきたとしても、それが本番出るとは限らないわけで、大量の予想を渡されても、正直扱いに困ります。
直前期の予想問題講座としては
サマライズ
Q assist 予想講座
Q assist 予想問題
国家試験のトリセツ(メール予想)
MEC前日予想メール
などなど、、、膨大な予想問題、講座が出てきます。これらの講座の履修を最小限に抑えることが、合格のカギとなります。メンタルゲームです。予想問題は周りにドやることはできますが、合否はわけないと考えた方がいいです。
予想問題の時間、王道の過去問とかを深めれるわけで、予想講座とか問題は取るにしても、最小限のものにした方がいいと思います。
国家試験前日にやることは?
前日、前々日は多くの大学で移動日になります。
前日は、MECの予想メールが届くので、夜はそれをやることになります。多くの教材を持って行っても、あまり見直す時間はありません。
自分の苦手科目を見直すでもいいし、コスパの良いといわれる公衆衛生、呼吸器、泌尿器あたりを見直してもいいです。
一二週間前から、寝る時間、起床時間を国家試験当日と合わせておくと、前日スムーズに寝れます。寝れなくてもあんま成績に影響しないので、気にせず、ベットから出て眠くなるまで単調作業をしましょう。
国家試験のスケジュール一日の流れは?
個人で別れると思いますが、自分の大学のスケジュールをのせておきます。
1日目
6:00 起床
6:30 朝食
7:30 ホテルから出発
8:45 試験会場着席
8:55 試験説明開始
9:30~12:15 Aブロック(各論)
12:15~13:20 昼食(試験対策委員会が弁当を用意してくれます)
13:20 試験説明開始
13:45~15:20 Bブロック(必修)
16:10~18:30 Cブロック(総論)
19:00 会場出発
19:00~ 夕食、予想メールが配信される
22:00 就寝
2日目
6:00 起床
6:30 朝食
7:30 ホテルから出発
8:45 試験会場着席
8:55 試験説明開始
9:30~12:15 Aブロック(各論)
13:25~15:05 Bブロック(必修)
15:55~18:30 Cブロック(総論)
19:00~ 解答速報に入力、自己採点発表待ち
上記が大体のスケジュールになります。もちろん毎年変わりますし、大学ごとに細かな違いはあると思いますが、大きく変わることはないかと。参考にしてください。
試験自体の内容と考え方ですが、
各論:新規知識や、各患者さんについて考える思考力が必要。
必修:とにかく皆と同じ答えを選ぶ。迷ったら、身体診察。
総論:過去問ゲー。公衆衛生の嵐
ていう感じです。
国家試験の自分のメンタルが不安なのですが?
模試と同じ行動をとるのは有効だと思います。人は同じ行動をとることでで精神安定するので。
模試の時点で、本番と同じ時間に起きて、大体同じ時間にご飯をたべて、一日目は復習せず22:00に就寝とか自分の中でルーティーンを作っておくと本番無駄に焦らないで済みます。逆に本番は年度最後の模試ぐらいの感覚で解くとうまくいきました。
一日目の答え合わせはした方がいいですか?
個人の自由ですが、おすすめしません。
本番は結構メンタルゲーム的な側面があるので、不確定要素作らないためにも、答え合わせはしない方がいいと思います。
特に必修は、一日目が例年難しいことが多く、一日目の採点で76%!とか出ても大丈夫な人は採点してよいと思います。
一日目は、予想メールと必修の手技、救急の復習をして寝ました。
国家試験の合格発表と手続きの流れは?
国家試験の合格発表は113回は3月18日の厚生労働省のホームページでみることができました。
自己採点の時点から、大きく動くことはないですが、やはり18日は合格してるとホッとします。
その後は、各大学で説明があると思いますが、申請書、収入印紙、戸籍抄本などの必要書類を集めて、保健所に提出になります。
113回医師国家試験を終えて
113回医師国家試験を終えて
全体を通して感じたこと
結論を言いますと、medu4の穂澄先生がおっしゃっていることそのままです。 → 113回医師国家試験・総評 | medu4.com
今までの、難問、奇問だらけの、医師国家試験の問題はどこかにいなくなり、スタンダードな問題が多かった年だと思います。もちろん難しい問題も多かったですが。
自分が受験した回というのはもちろんあって、バイアスが入っていますが、これから医師国家試験を受験する方たちは、113回を一つのたたき台にして、疾患の知識を固める方法も有りなのではないでしょうか。
それくらい、スタンダードで病態きちんとわかりますか?治療覚えてますか?といった定番な問題が多かった印象です。
今後の医師国家試験がどのような方向性にシフトしていくのかは、出題者委員の先生方が決めることですので、何とも言えませんが、定番問題とその知識を運用できるかという思考問題、そしてより臨床色の色濃い国家試験になっていくのかなと受験していて感じましたし、そうなっていくのが理想だと思います。
後は18日の正式な発表を待つだけですが、そこまで国家試験のことを書かないと、忘れてしまうと思うので、自分の使った教材、本番の流れ、メンタルケア、必修対策などできるだけ記述していこうと思います。 自分も様々な人のブログを読んで、医師国家試験対策をしていきましたし、やはり受験は情報戦なので、知っている人と知らない人で大きく差が出ます。
これから、受験する人たちの手助けとなれば嬉しいです。
ちなみに、webで探せるおすすめの情報源はmedu4の医師国家試験総評と、しめさばさんのブログです。
http://shimesaba-dr.hatenablog.jp/entry/2018/02/14/154211
特に、しめさばさんのブログは、これから医師国家試験を戦っていく中で、バイブルとなりうるそれぐらい、素晴らしい情報が載っています。まず問題集を解き始める前に、一読することをお勧めします。
(今回の記事の信頼性を担保するため、自分の結果を残します。QB解答速報より)必修98.5%, 一般臨床 85.3%でした。
これから医師国家試験を受験する方々が、つつがなく試験を通過できるよう、お手伝いできれば幸いです。
映像講座(前期講座)について
医師国家試験を通じて使用した教材についてまとめていきます。 その前に、4, 5年生ですと、各予備校などの特徴もわからない部分があると思うので、軽く触れていきたいと思います。
予備校事情
医学教育の予備校事情ですが、TECOM, MECという2大予備校が各大学の国試対策委員とつながり、強固な位置を保っていたのは昔の話です。元MECの穂澄先生が立ち上げた、Medu4と、クエスチョンバンクを出版しているmedic mediaが運営する、Q-Assistという、新たな予備校が台頭してきて、予備校同士が生徒を奪い合っている状況です。
さまざまな予備校が出てきて、どれを取ればいいのか、悩んでる人がいるとは思いますが、自分がストレスなく反復できそうだという予備校の講座をとればいいと思います。どれを取ろうが、結果には影響しません。 何回でも書きますが医師国家試験の王道の勉強は
1, ベーステキストとなる前期講座
2, 医師国家試験回数別
本当にただこの二つの反復回数と深さで決まるので、そこから外れなければ、どれでもいいと思います。サンプルを見て、自分に合うのを選ぶのが良いです。一緒に勉強する仲間がいれば、教材を合わせれば、一緒にやっているという安心感と、進捗状況をお互いに確認できるのでおすすめです。
それでは、一般的な受験生のスケジュールである
ベーステキストとなる前期講座→直前期の後期講座
に分けて、教材を述べていきたいと思います。
(ベーステキストとは5年生~6年生の時期に受講する、臓器別・前期講座と呼ばれるものを指しています。)
①最大手 TECOM
歴史も最も古く、最大シェアを誇るTECOM。しかしながら現在はMECの台頭と、Medu4, Q Assistに押され気味な印象です。授業は三苫先生が板書していく内容を、SELECT noteという教科書に“お絵かき”していくスタイル。症候なんかは既に印刷されているので、病態を表す絵を空白部分に書き込んでいくような形になります。
癖のある先生なので、数多くの名言をビデオ講座中に放ってきますが、それが苦にならないか、サンプルみておくとよいです。
利点:疾患だけがまとまったピュアなノートが手に入る。最大手なので、大多数と同じことをやっているという安心感。問題すらないピュアなノートで、後から復習するときのスピードは速い。他の予備校と比べてノート自体はコンパクトで運びやすい。
欠点:講義に癖がある。板書は決して読みやすいとは言えない。三苫先生が板書した内容を、自分たちでみて、それをノートに書くという2回バイアスが入るので、後から見直したときに不安に陥る。本当に覚えるべきところはどこかわかりずらい。
ちなみに自分のベーステキストはTecomのSELECTノートでした。
映像講座のスケジュールは以下から
TECOM 映像講座スケジュール 値段は大学割引でもっと安くなるので、安心していいです。
②MEC
国家試験において神様的に崇められてる孝志郎先生は、直前講座、ラストメッセージなどの後期講座で、臓器別などの前期講座は渡先生が担当しているようです。
利点:あくまで、友人談とテキスト見せてもらった感想です。説明がわかりやすい。病態を簡略化した図が載っていて、Tecomほど労力を必要としない。説明の次に国家試験の関連問題が載っていて、病態と問題の関連付けがしやすい。
欠点:テキストが大きい、すべてを合わせるとかなりの量になる。問題と関連付いているテキストの利点が、そのまま欠点となり、復習でみたいページにたどり着くまでに時間がかかる。
個人的には、模試の解説講座などで渡先生の講座は、非常にわかりやすかったので、MECで良かったかなぁという思いは、ずっとありました。後期講座はほとんどの学生が、直前講座、ラストメッセージ、MEC取ったっていう事情もあります。
③重要事項がわかりやすい Medu4
もとMECの穂澄先生が立ち上げた、Medu 4。その圧倒的わかりやすさと、Ipadなどのタブレットとの親和性が高いことから、爆発的に受講者数を伸ばしています。
利点: MEC, TECOMなどは大学ごとにセット販売で、前期講座、後期講座ともに購入しなければならないのに比べて、Medu4は臓器別の各講座を個別に購入することができる。講座内容は、穴埋め式で後から何を覚えるべきか、非常にわかりやすい。
欠点:紙派の人は自分で印刷しなければならない。印刷環境や、Ipadなどのペンで書き込めるタブレットがないと、講座の利点を最大に生かせない。
自分は、タブレットを持っていなかったことと、大学の方針でMECかTECOMか選ばなければならなかったので、Medu4のベーステキストはあきらめてしまいましたが、今Ipadを持っている4年生ていう立場でしたら、Medu4をベーステキストにしていたと思います。
最大の理由としては、“最も覚えなければならないことが穴埋めになっている”ことです。自分たちの時間は有限で、その中に部活、友人、彼女、バイト、勉強と詰め込んでいかなければいけないわけです。 直前期は特に情報があふれてしまって、何を本当に覚えればいいのか、混乱してきます。何を覚えるか自分で考えるのは、大事なこととは思いますが、効率は悪いです。Medu4はテキストの本当に覚えなくてはいけないことが、穴埋めになっているので、取りあえずそれを覚えきるという、明確な目標ができるのは他の予備校にない利点だと思います。
④圧倒的図のわかりやすさ Q-Assist
病気が見える、クエスチョンバンクの出版元であるmedic mediaが去年から本格的に導入し始めたQ-Assist。何よりの特徴は、病気が見えるや、レビューブックの図を大量に使って、視覚的にわかりやすい講座を提供していることです。
利点:クエスチョンバンクを購入することで、現時点では無料で講座を視聴できる。問題集はほとんどすべての人が買うものなので、仕方ないとして、自分のベーステキストを無料で手に入れることができる。これは本当素晴らしいと思います。また、講座自体もQB Onlineと紐づいていて、問題演習と講座のつながりが強いのも魅力です。
欠点:medu4と同じくpdfでの配布になるので、印刷環境かタブレットは必ず必要となる。特に、図のわかりやすさを最大限生かすには、カラー印刷が必要となると思うので、そうなるとタブレットがないと厳しい部分もあるかもしれません。
以上各予備校の前期講座について述べさせていただきました。反復が命の国家試験ですので、サンプル動画を見て、ストレスの感じない講師・講座を選ぶというのが重要だと思います。正直講座の内容はそんな変わらないですし。 こういう映像講座というのは、
↓
ガイドラインをもとに作られた医師国家試験過去問
↓
過去問の傾向などを踏まえ、過去問で問われている知識を疾患ごとに、
わかりやすく整理した前期講座
ていう流れなので、予備校それぞれで教え方、内容に違いはあります。それは当たり前で、過去問の解釈、情報の取捨選択で予備校ごとの差は出てきます。何を使おうとどのみち国家試験の過去問を解いて、より上流のピュアな情報に触れていくので、前期講座で何を取ろうとかあんま深く考えず、“同じテキストをストレスなく自分は5周、6周できるか”。その基準で決めるのが良いと思います。
あと講師の人の口調とか、合計100時間以上ともにすることになるので、ストレスない人選びましょう。
番外編
公衆衛生 medu4 公衆衛生講座
個人的なおすすめであり、しめさばさんのブログにお勧めするポイントがすべて書いてあるので、割愛しますが本当におすすめです。
公衆衛生は直前期になるとよくわかりますが、捨てていく科目です。いちいち模試のマニアックな公衆衛生知識なんて頭に入れてられなくなります。そういったときに、覚えるか覚えないかの指標になるので、非常に助かりました。取って損のない講座だと思います。
映像講義(後期講座)について
後期講座について述べていきたいと思います。 後期講座は大体6年生の10月~2月にかけて行われる、直前期の映像講座です。主に、TECOMやMECという二つの予備校から講座が提供されています。
正直、直前期の講座については、オススメしかねる部分もあります。直前期に新規知識が増えてきて、情報の波にのまれそうになるからです。(このことに関しては、“国家試験勉強の基本方針”の部分について述べさせていただきます。)
しかしながら、今の医師国家試験勉強の鉄板パターンが、
5~6年生夏までにベーステキストを完成させる。 夏過ぎから、回数別の研究。
↓
直前期にMECサマライズ・ラストメッセージ受講
↓
国家試験前日、一日目の夜に予想メール
となっています。
詳しくはしめさばさんのブログを参照してください。
なので、大多数に入るという意味で、受講するのはありかなぁぐらいです。 一応、後期に受講した講座を中心に簡単に、述べさせていただきます。
①TECOM SHIKETAI・TARGET
後期講座はMECのサマライズ・ラストメッセージをとったので、詳しく述べることはできませんが、SHIKETAIのはじめの3講座は見る価値があります。臨床問題の考え方の型というのが身につきます。
②MEC サマライズ・ラストメッセージ・前日予想メール
今では医学生の後期講座の鉄板となっている、サマライズ。前期講座TECOMであった人も、多くはサマライズをとっています。医師国家試験で神のように崇められているDr.孝志郎の圧倒的わかりやすさと、印象に残る臨床エピソード、予想問題の的中率から、全国の医大生の指示を得ています。
サマライズは科目ごとの80講座。
ラストメッセージは最後の必修対策として、国家試験5日ほど前から始まります。予想問題としての役割と、医大生のメンタルケアがおそらく主目的。
前日予想メールは、MECが全国の医大生に向けて、無料で予想問題を提供しているもので、112回で人工呼吸の問題を的中させたことで、113回に爆発的に登録者が増えました。
3つを受講した感想としては、直前期に情報過多状態になるので、優先順位を付けて覚えられる人は、メリットが大きいと思います。あとは、10月11月ダレがちな時期に、強制的にやることができるというメリットもあります。
講座自体は非常にわかりやすいですが、情報量が多いので、講師の方や予想問題を神格化せず、一歩引いた態度で受講できれば良いのかなと思います。
③medu 4 国師究極マップ
TECOM, MECが70~80講座の非常にヘビーな後期講座を提供しているのに対して、medu4は全部で8コマと非常にコンパクト。過去の国家試験で激アツだった部分を、科目ごとに一枚の紙にまとめています。予想よりも、みんなが取れる問題をきちんと取るという哲学が感じられます。受けてはいませんが、後期に取るには良い講座だと思います。
勉強の基本方針
①参考にしたブログ・動画
ここでは、前述した勉強の基本方針を決定する上で参考にした動画、ブログを紹介しようと思います。
しめさばさんのブログ
医師国家試験のバイブルとも言えるブログだと思います。必読です。その圧倒的情報量もさることながら、各教材のわかりやすい説明、理想のスケジュールなど。有益な情報しかありません。 資格試験なので、自己流で修正を加えていくよりも、うまくいった人のまねをしつつ、自己流に落とし込んでいく方が楽です。クエスチョンバンク解き始める前に、読み込むことをお勧めします。
youtube medu4
本当に有益な情報が無料で配布されています。これが無料なのが信じられないです。もちろん前期講座、映像講座大事です。臓器別の勉強ももちろん大事。ですが、自分の勉強の根幹となる、勉強方針や、枠組みはそれ以上に大切です。 “新たな知識に対して、その重要度を自分で判定するための基準。” これってものすごく重要なんですけど、教えてくれる人っていないわけです。全ての情報をフラットで考えてたら、国試の勉強なんて終わりません。その枠組み作りに必要な考え方を動画で述べていただいてます。絶対見た方がいいと思います。無料ですし。 特に
勉強時間の理想的な配分①〜VREバランス - YouTube
勉強時間の理想的な配分②〜Ea-Enバランス - YouTube
世界一効果的な模試の活用法〜復習方法を中心に! - YouTube
【これをやれば万全】年末〜直前期やること全て - YouTube
この四つの動画は是非みてください。基本的な勉強計画とかは上記の動画に則って決定していました。
②学習スケジュール
上記の動画も踏まえての簡単なスケジュールについて述べていきたいと思います。
4年生
CBT頑張る。CBTの知識はかなり国家試験に直結してくるので、特にクエスチョンバンクのVol2,3はやりこむと良しです。
あと重要なのは、CBT後に勉強をやめないことです。人間やらないと、すぐ忘れるのでせっかく積み上げた知識がゼロになります。
そこから国家試験に向けて、もう一度積み上げるのは骨が折れます。楽したいなら、細々と勉強続けるべきです。
自分はCBT後バイト三昧で稼いでいたら、CBTの知識が全て抜け落ちたので後々苦労しました。毎日軽くでいいので継続することをお勧めします。
5年生
臓器別のビデオを終わらせる学年。並行してQB一周目問題を回せたら理想的です。臓器別のビデオは、これから国家試験までずっと苦楽を共にするので、時間かかっても丁寧に書き込みましょう。後から汚くて読めないとストレスです。
QBはとにかく終わらせることが大事なので、へ~そうなんだぐらいのテンションで流していきましょう。
6年生
夏まで QB一周目問題も周回していきますが、早めに回数別に着手していいと思います。3年分だけでも、1300問あるので、間に合いません。
また、後期講座をとる人は、10月からビデオ地獄が待ってるので、回数別は早めに一周終わらせとくのがいいです。
よく、実力試したいからと、回数別を残している人がいますが、回数別は実力試しでなく、研究材料なので、早めに手を付けた方がいいです。各選択肢と、臨床問題に出てくる検査、治療、新たな概念など吟味することは山積みです。
また、直前期の勉強指針は、“ベーステキストと三年分”になるので、三年分の内容知らないと、何が大事なのかわからなくて辛いです。
この時期から、模試も始まります。 模試についてですが、夏メック、冬メック、夏テコ、冬テコが医学性が受ける主な模試になると思います。今年からMedic Media模試もありましたが、受験生ほとんど必修落ちという荒れた模試になってたので、来年から受験者数がどうなるかはわかりません。
来年の模試がどうなるかわかりませんが、5っの模試全てを復習するなんてことは無理なので、上にあげた動画で穂澄先生が言っているように、三つに絞って復習するのがいいと思います。 おすすめは夏メックと冬メックです。
①模試の問題が、国家試験過去問のエッセンス、およびガイドラインの新規知識をバランス良く組み込んでいる。難易度も実際の国家試験ぐらいの問題が多く、自分の立ち位置を確認しやすい。
②解説の冊子、および解説講義が分かりやすい。復習がスムーズに行える。
上二つの理由から、模試は夏メック、冬メック、(+冬TECOM)ぐらいで復習を進めていくのが現実的かと思います。
6年生 10月~12月
地獄のビデオ期が始まります。正直、後期講座に関しては消化不良になることが多く、どうなのかなぁと思う部分も多々ありす。みるだけで80時間ってちょっとコスパ悪くないかなと。取るかどうかは、各個人の自由ですが、後期講座の内容がものすごく大事かというとちょっと疑わしいなというのが正直な感想です。予想予想で疲れますしね。 この時期は、後期講座だけでなくさまざまな予想問題なんかが飛び交う時期なので、惑わされやすいので注意です。 あくまでコアは
1, ベーステキストとなる前期講座
2, 医師国家試験回数別
この二つだけなので、自分の勉強を立ち返って、上記二つが疎かになっているなと感じたら、他のは切って捨てましょう。これ以外は本当合否分けないですし。 自分も、なんだかんだ取りすぎてしまった講座は、勉強場に持って行かないなどして、切り捨てていきました。 新規知識は頭よくなったように感じます。対して、自分がいままで使ってきたテキストは、知ってることが多くて不安になります。しかし、この時期は不要なものを切り捨てていくのが本当に大事になります。
反復が命なので、一つのテキストを信じられなくなったら負けです。自分のテキスト信じて繰り返しましょう。
前期講座のベーステキストが重すぎて復習できないていう人は、medu4の国師究極mapとかは新規知識でなく、ベーステキストと国家試験過去問の熱いところをまとめたものになるので、そういうのを見るのはありだと思います。
とにかく、情報の重みを自分で変えていって、不要な知識は切り捨ててください。
また、自分が絶対答えられるなという問題に✕を付けて切り捨てていき、二度と復習しないのも大事です。常識問題を再度解くのは時間の無駄になります。
個人的には
最重要:ベーステキストの必修ガイドライン掲載疾患についての知識、三年分の過去問
重要:ベーステキストの知識
覚えれれば良いな:模試、直前講座の知識
基本的にいらない:予想問題、予想講座
ていう形で情報を仕訳していました。前述しましたが、出会うすべての知識をフラットに捉えてたら、勉強終わりません。仕訳して重みを変えていくことをお勧めします。
1月~国試直前期
メンタルゲーの時期です。ここでブレないことが合格に一番重要です。 いままで、自分が削りに削った模試の問題、ベーステキストの復習、そして回数別の復習。これをどれだけ完成させられるかの時期になります。
ラストメッセージはこの国家試験直前期になります。購入した人は受講しましょう。
予想、予想が本当に溢れかえりますが、手を出さない方が賢明です。自分の足りないと思う部分だけをピンポイントで補完しましょう。必修の手技が不安な人はQ-Assistの必修禁忌講座はおすすめです。
とにかくビデオを見る時間は極限まで減らして、学習効率の良い、今まで解いた問題、使ったテキストの復習に専念するのが良いと思います。
国試直前1週間~国試当日
メンタル崩壊する人が続出する時期ですが、淡々と優先順位にそって勉強するのが大事です。どのみちこの一週間で順位が大きく変わるのは考えにくいので、大事なのは体調管理です。
本番と同じ生活リズムをしていく必要があります。 各大学で、朝の集合時間や朝食時間は異なることが多いので、当日のスケジュールを逆算して、本番当日の朝と同じ時間に起きましょう。栄養あるもの食べて十分な睡眠時間をとることも自己管理として、大切なことです。R1もおすすめです。
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国試当日
いざ本番となれば緊張しない人、ピークが本番に来る人さまざまですが、やる気が出すぎても、ネガティブすぎても普段のように解けないので、最後の模試ぐらいの捉え方で受けることをお勧めします。淡々と頭の中にある知識を使って、マークしていく、本当それだけです。
一日目の必修で、だめだったからと落ち込む人いますが、7割後半取れば希望はあるので、最後まで集中力切らさないことが大事です。
ここで、一日目の答え合わせするしない問題が出てきますが、自分はしない派です。一日目で安心しすぎてもミスが出ますし、やばいやばいというメンタルでも余計な考えに陥るからです。これは、本当人それぞれなので、どっちが良いということは無いと思います。
大事なのは、今まで受けてきた模試と同じ行動をすることです。模試で答え合わせしてきたならすればいいですし、してこなかったなら本番するべきではありません。 模試は本番を想定して、本番は模試と同じように受けるのが大事です。
自分は、本番のテンションを、やる気馬鹿上げ状態にも、メンタルズタボロ状態にも振りたくなかったので、模試の時から一日目終わった後に答え合わせはしなかったですし、本番もそれにならいました。
一日目の夜はかなり消耗してるので、前日メールを読むなり、自分の不安な部分をもう一度固めるなどしたら、早めに寝ましょう。体力勝負です。
全体を通しての、注意点としては、必修と総論までの時間が短いので、お昼とは別に軽食(バナナ、ウィダーなど)を持参していくことをお勧めします。特に必修後はその緊張感もあってか、終わった後、かなりお腹すきます。
また、二日目の必修後はどの人も気が緩んで、集中力が切れてきますが、ミスが増えることが一番危ないので、最後の一問までは終わってないんだということを意識して解かないと、普通にミスして後悔します。
長くなりましたが、113回の体験記としては、これで終わろうと思います。細かいことを思い出したら、また追記させていただきます。自分はネットで情報を得て、勉強方針を固めましたし、これから受験する方の役に立てれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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(必修を含めて、国家試験対策の方法について個別の相談を受け付けています。王道をやってくださいという当たり前の内容ですが、具体的なスケジュールなど、ラインやSkype上ですが、詳しく相談に乗れると思います。4月まででしたら、CBT,国家試験の家庭教師もオンラインでやらせていただきます。50分2000円から受け付けてます。詳しいお話は、メールでお問い合わせください。)
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